満を持して我が家のエアコンが稼働しだした。
7月3日、今日はBBQだった。
大学生と言えば夏は川でBBQというイメージが強い。それはあながち間違っていなく、このシーズンになると全国各地で酒を片手に肉を頬張り川で遊ぶなんて光景をよく見る。これでどうだ!と言わんばかりの大学生アピールである。
そんなリア充な光景に怪訝していた僕は過去の人。ついにその仲間入りを果たした。
お昼集合という遅いスタート。
カートにありったけの酒と肉とその他の食べ物を入れレジへ、総額約16000円の買い物に思わず笑う。いつもならギョッとする金額も冨樫兄さんの前ではどうということもない。定番となりつつある男気会計にこの上ない感謝をするとともに、持つべき友は〇〇友だな!と最低な確信をした。
足早と向かうも日曜の午後、それなりに道が混んでいた。
1時間して到着した時には無料駐車場は満車、泣く泣く有料駐車場へ。30°は超えている暑さだ、川遊びに来ただけという人も多いのかもしれない。
日曜日+晴れ+暑い。そんな状態が人々を川へ誘っているのかと思いながら思い食料を運ぶ。いい場所は取られていたため残っていたのは川の真ん中の陸しかなかった。そこへ行くには勢いのある流れを横断しなければならない。何度か流れに足を取られるも無事に到着、新聞紙を運んでいた上田は新聞紙を半分濡らしてしまい、なんの役にも立たない濡れた紙切れを作り上げ渡り切った。
元より資源がないのにその大切な資源を川に捨てた上田のせいもあり、火起こしには大変苦労した。風が火を消し、頼みの綱のガスバーナーが故障、買った食材の半分が廃棄いき確定になりかけた。何とかして火を起こしようやくBBQが始まった。
酒を片手に忙しく肉を焼く。その傍らでつまみ食いやふざけあいながらパックご飯を解凍させる。変わりながら火番を行い、ようやく落ち着いてきてご飯にありつけた。
普段食べているものと変わらない食材でも美味しく感じた。
奥に見える若い集団をパリピ街と呼びつつ川で遊んだ。
川に入るのは小学生以来で大分はしゃいだ。上田に水をかけながら上田に水をかける。そして川に飛び込んで上田に水をかけた。替えの着替えは持ってきてないあほな僕らは来るとこまで来ていた。
川に入り調子に乗った上田は何を隠そう注意力散漫だった。元の作りがあほなのに注意力散漫でさらにあほになった上田は、流れに足を取られ転び100m近く流された。しかも宮脇から借りて履いていたクロックスをなくすというダブルパンチである。流されて行きついた先にいた川釣りのおっちゃんの驚いた顔を僕は忘れない。
注意力散漫なのは上田だけではなかった。
帰りの荷物運びの際、今度は冨樫が転んだ。足になじんだ自身のクロックスがこれまた東京湾まで流れて行ってしまった。帰ってこない2足のクロックス。不幸中の幸いか、逆足片方ずつなくしたためサイズと色が違うのを我慢すればまだ履ける。
あほまるだしのBBQはクロックスと別れ告げて終わりを迎えた。
最高のリフレッシュになった。これからと夏、頑張って乗り切ろう。
今年中にもう一度できたらやりたい、今度はもっと大人数で。
Avicii/Wake Me Up
P.S.
帰りの電車で一気に疲れが出てきた。
でもそれのおかげで行動できた。嫌なものから全力で逃げよう。
色々と踏ん切りがついた日だった。