ボクシダイ行進曲

雑記気分記

赤裸々by。

忘年会

酒だ。

この時期は忘年会シーズン、そもそも忘年会とは年内の苦労を忘れるために年末に行われる宴会である。by wikipedia先生
先日のこと僕も忘年会をした。忘年会というよりも愚痴会に近かったのはここだけの話。 愚痴を話して苦労を忘れられたのなら忘年会として成功だが、忘れるどころかよりいっそう溝が深まってしまった。

年内最後のゼミが終わり解放感に浸る。本来ならバイトへGoで鬱々だが、今回は休みが取れた。
というわけで池袋へ向かう。丸ノ内線に乗り込むいつもの4人、あいにく大輔はゼミを休んでしまい誘えず4人となった。え?足りない?なんのことだ。

19時過ぎ男子4人による忘年会が始まった。
酒豪の須藤に徐々に肌が赤黒なっていく上田とパッパラパーな僕、アッシュしてチャラチャラして伸長あって格好の標的である蓮見。それはそれは酷い忘年会だった、内容が。ここには書けない。
しばらくして上田の大胆カミングアウトを筆頭に忘年会が愚痴会へと変わる。お酒の影響で自制心が効かない僕らはどうしようもなく、突き進むしかなかった。
どうすべきかと悩めば悩むほどに正解から遠ざかる問題に頭を悩ませ酒が進む。例えるなら苦味しか出ない昆布、まるで良いところがない。
一人のことでここまで話せるのはさすがに驚いた、同時に信頼もなくなった。人によって顔を使い分けるクズさと、自分しか見てない視野の低さに呆れて言葉も出なくなった。置かれてる状況をもっと理解してから保身に走って欲しい。
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しばらくして男子特有の猥談が始まると、これまた上田の爆弾発言で場が豹変する。
酷かった、本当に酷かった。猥談よりもそれを考えたやつの思考が。何を見てどう思って考えたのだろうか、ハラワタが煮え繰り返るほどの嫌悪感と不快に包まれた。そしてとんでもない性欲と気持ち悪いシチュエーションにドン引いた。
そんな僕をそっと諭すように須藤が手元を滑らせてグラスを割ったのはここだけの話だ。
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そんなこんなで今年を振り返るよりも、ある人間の業を振り返った忘年会は幕を閉じた。
そしてネクストステージのカラオケへ。

居酒屋の真ん前のカラオケに入店、我を忘れたように歌う4人。初めて聞く上田・蓮見の歌声よりも内容の方が頭に残っている。だって酷かったから。
デスボ、スクリューム、罵声、シャウト、罵声、罵声、罵声、罵声、罵声、罵声。ほらな酷いだろ?
まともに歌ったのはたった数曲、残りはやつを罵倒する替え歌となって消えた。語彙力が足りない即興ラップと先程の猥談とやつへの嫌悪が合わさり、過去最大におぞましいカラオケとなった。
来たときと帰るときのトイレの変化とドア越しに繰り広げられたアダルティな接吻に驚いた、なお子・まさ子・るい子・りょう子の4人は、不眠不休で始発まで騒ぎ通したのであった。
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JRの改札の前で3人と別れる。
顔を見ると皆疲れきって浮腫んでいた。ある人は補講、ある人はサッカー、ある人はバイトとそれぞれの忙しさを持ち合わせており、先にあるその疲労も顔に表れていた。
徹夜慣れの差がここまで現れるのかと、少し驚き同時に危機感も感じた。やはり夜勤はやるべきじゃない。
そんなことを思いながら電車に揺られていた。
土曜日の始発なのに思った以上に人が多く、皆朝帰りかと考えた。どの人の顔にも疲れが目立っていたからだ。つくづく僕ら日本人は疲れやすいんだなと思う。
最寄り駅まで残りは数駅となったところで窓を見た、すると窓の外に朝日が顔を覗かせていた。
最寄り駅につき空を見上げる、下からオレンジ色で上に行くごとに徐々に青黒くなっていくコントラストな空模様に感動した。あんなにも綺麗な明け方は初めて見る。カメラ機能を消失したスマホを恨むとともに、その空を目に焼き付けた。

カラオケで印象に残った曲。
なお子 ONE OK ROCK/キミシダイ列車
まさ子 ウルフルズ/ガッツだぜ!!
るい子 平井堅/グロテスク feat.安室奈美恵
りょう子 Hilcrhyme/春夏秋冬